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ハセガワ 1/48 零戦32型 [模型]

完成!

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目指したのは大刀洗平和記念館に展示されている機体。
なので翼内機関砲の砲身が翼内から突き出していたり、ピトー管の根元の太い部分が短かったり、翼の日の丸の位置が胴体寄りだったりするのも再現。
胴体下面もモデル指定の明灰白色よりわずかに青が入った白に近いのでMr.カラー314を使用。
(青みがかって見えたのは展示機の下の青い床の反射のせいかもしれません)

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白フチ日の丸は付属のデカールなのですが展示機はもっとフチが細いのでサークルカッターで円形マスキングして塗装すべきでした。
赤も展示機より明るめ。

補助翼や昇降舵はカットして、これまた微妙な下げ角で取り付け。
フラップもカットして、下げ状態が選べる同社同スケールの52型から流用。

長さは52型の方が長いのですが内部補強フレーム1枠分のカットでぴったりサイズになります。

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暗くて見えにくいですが展示機は尾部の先が尖っておらず、尾灯は赤色。
(灯火類はすべて透明感の無いベタ塗りになっています)

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同じに再現。
復元機らしいパテ埋めベコベコ感も出しています。
尾翼のY2-128は中古(箱が少し潰れている程度で中身は無事)で購入したハセガワ製52型に入っているデカールから一文字ずつ切り出して貼っていますがアルファベットがないのでYは1を切って自作。
斜めのラインはそのまま使うと太く見えるのでわずかに細くカット。
ただ、隠ぺい力弱めなので重なっているところの白さが濃くなっています。
あと、中古だったのでまたしても劣化デカールに悩まされました。

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カウルフラップの付け根もしわが寄ったようになっています。

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なのでこちらも。
モデルではカウルは一体成型なのでエッチングソーですべてのカウルフラップに切れ目をいれて展示機と同じ程度に広げています。

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コクピットは復元無しのようで、写真左側のエンジン操作系パネルの一部が欠損しており、7.7mm機銃も左側が丸々欠損しています。

見えていませんがこのコクピット内に射爆照準器だけピカピカのレプリカが取り付けられていてすごい違和感。
場所的に見えにくいし、レプリカ計器盤と同じように別展示したほうが良かったのでは?

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こちらも朽ちた感じで表現。
前述の欠損もできる限り再現して射爆照準器もきれいに仕上げて取り付け。

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胴体とエンジンカウルの隙間から見える7.7mm機銃の方針も欠損しているので取り付け無し。
風防ガラスも細かいやすりで少しこすって透明度を落としていますがこちらは展示機より控えめ。

総評として、加工して大まかな機体塗装して2年近く放置だったので今のスキルで見ると色々思うところもありますが、反省すべき点に気が付くのは伸びしろだとポジティブに考えておきます。

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コメント 2

眞田工場長

私も大刀洗の32型は何度か見に行きましたが、世界唯一の機体なんですよね。それにしても、キット改造でそのものを再現するとは驚きました。そして完成度の高さも流石です。

現物(大刀洗)の写真を添えてベースに飾ったらステキな気がします♪
by 眞田工場長 (2022-03-02 01:18) 

Tobby

いつもありがとうございます

>現物(大刀洗)の写真を添えてベースに飾ったらステキな気がします♪
それは良いアイデアですね
by Tobby (2022-03-02 17:16) 

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