プラッツ 1/72 T-33 [模型]
珍しく購入からひと月で完成!…したのは2日前ですけど。
目指したのは前回ブログ記事の太刀洗駅のT-33。
目指したのは前回ブログ記事の太刀洗駅のT-33。
プラッツというのはかなり新しい日本の模型メーカーで金型も当然新設計のハズなんですが作っていると粗がいくつか見えます。
まず組説一発目の操縦桿の向きが逆。
なんですが、これってどうも組説のミスではなく、模型の設計段階から逆だったようで逆向きに取り付けるとグリップが不自然なほど計器盤寄りになってしまいます。
なんですが、これってどうも組説のミスではなく、模型の設計段階から逆だったようで逆向きに取り付けるとグリップが不自然なほど計器盤寄りになってしまいます。
そして胴体と翼上面の隙間ありすぎ。
パネルラインの凸モールドが謎。
確かに実機でも少しボディラインから浮いた外板もあるのですが、先端部や練習機なので取り外されている機関砲のカバーなどは凸モールドの必要性を感じません。
確かに実機でも少しボディラインから浮いた外板もあるのですが、先端部や練習機なので取り外されている機関砲のカバーなどは凸モールドの必要性を感じません。
その凸モールドも全体的にエッジが緩めでこれはコクピットの計器盤などは特にひどい。
ヒケも微妙なレベルのものが割と多くあります。
色指定も翼端灯の部分に色指定のラインは引いてあるのですがその先に必要な色指定の部分がまるっと抜けていますw
今回のガンバりポイントはエイジング!
この表現は経験値や観察力が試されますが、お手本(見てきた実機)があるのでまんまその通りに表現しましたw
退色したチップタンク(翼端の増槽)の緑とか消えかかったキャノピー前部の反射防止塗装とか。
あと一部閉じられている脚のカバーはのりしろ部分をカットして閉じた状態に、開いた状態のエアブレーキも閉じた状態にしています。
当然そうした状態は選択式ではないので閉じた状態にするためボディラインに凹凸が出ないように慣らしたり接着時、内部に落ち込まないように接着ガイドを設けたりしています。
当然そうした状態は選択式ではないので閉じた状態にするためボディラインに凹凸が出ないように慣らしたり接着時、内部に落ち込まないように接着ガイドを設けたりしています。
コクピットの前席と後席の間にループ状のフレームがあるのですがモデルではあまりに太くて小さいのでプラ板で作り直して取り付け。
操縦席の射出レバーも板状表現だったものをカットしてアルミ線で実機同様に作り直しましたがキャノピーを曇らせたので見えませんw
インテークやノズル部分はフタがされているのでプラバンを円形の革用ポンチで打ち抜き、インテーク部分はカット整形して取り付けています。
インテークの片方は一部塗装がはがれていたのでラッカーシルバーを厚めに吹き、そのあとタミヤアクリルのフラットレッドを塗ったのち、一部をカリカリ削って地肌のシルバー表現。
シルバー吹いてデカール貼ったのち薄く艶消し吹いたのですがなぜか数字デカール余白部分にシルバリング発生!
まぁ特定の角度でよく見ないと分からない程度ですが…。
まぁ特定の角度でよく見ないと分からない程度ですが…。
コーションデカールの類は実機がほぼ消えていたのでほとんど貼っていません。
展示機は下から見上げるほうがメインになっていますが模型だとどうしても上からになってしまいます。
ミラーシート貼った台座が必要ですね。
ミラーシート貼った台座が必要ですね。
上面は下面と違って黄砂やほこりが堆積していたのでサンディブラウンを砂吹きして表現。
色々難がありましたがエイジングとウェザリングで七難隠していい感じに仕上がりました。
完成おめでとうございます♪
実機を見てきた勢いそのままに完成まで持っていかれた心意気に感動。展示機同様にエイジングされているのはしっかりアピールしたいところですね~。
by 眞田工場長 (2022-05-05 16:56)
いつもありがとうございます!
今回は小さめスケールなのと改造箇所も少なめですんなり仕上がりました
by Tobby (2022-05-09 16:09)